こんにちは。
浜野なぎさです。
今回も、前回に続き世界のサンゴ礁ランキングに基づいて世界のサンゴ礁について紹介します。
前回のサンゴ礁ランキング第3位のフィリピンのサンゴ礁についての記事はコチラ↓
今回は、世界のサンゴ礁ランキング第4位のフランスのサンゴ礁について書きたいと思います。
<目次>
1.フランスに属する海外県・海外領土はサンゴ礁の宝庫!
2.世界最大級のサンゴ礁が新発見された場所 “最後の楽園”とも呼ばれるタヒチ
3.2008年には世界自然遺産にも登録!”天国に一番近い島”ニューカレドニア
1.フランスに属する海外県・海外領土はサンゴ礁の宝庫!
フランスがサンゴ礁ランキング第4位!?
最初にランキングを知ったとき、とても不思議に思いました。
フランスにサンゴ礁というイメージを持っていなかったからです。
調べてみると、フランスの海外県(かいがいけん)・海外領土(かいがいりょうど)と呼ばれる地域にサンゴ礁で有名な場所が多いということがわかりました。
そもそも、この海外県・海外領土とは何なのか?
フランス植民地帝国時代の名残で、脱植民地化後もフランス領土として残ることを選んだ地域です。
リゾート地として有名な場所としては、
南太平洋に位置しているタヒチなどがあるポリネシアやニューカレドニアなどです。
これらの島の名前を聞くと、サンゴ礁のイメージが一気に湧きました。
2.世界最大級のサンゴ礁が新発見された場所 “最後の楽園”とも呼ばれるタヒチ
2022年1月、タヒチ沖で世界最大級のサンゴ礁が新しく発見されたというニュースが話題となりました。
サンゴ礁は約3キロ、幅は最大65メートルでユネスコによると「世界最大級の健康な状態のサンゴ礁」ということです。
サンゴはバラの花のような形をしているそうです。
一般的に、サンゴ礁は水深25メートルまでの場所に生息しているとされていますが、今回見つかったサンゴ礁は水深30~65メートルの場所に生息していました。
水温が低いため、この水深でサンゴが見つかることは異例なんだとか。
<参考情報>https://www.afpbb.com/articles/-/3386290
まだまだ新しいサンゴ礁発見の可能性もあるタヒチ。
タヒチはどんな国か?ご存じでしょうか。
タヒチは、南太平洋に位置する5つの諸島と118の島で構成されています。
日本から(東京の場合)は、飛行機で約11時間。
年間を通して平均気温は27度前後、水温も26度前後で、とても過ごしやすい気候です。
公用語はフランス語とタヒチ語。
観光地のため、比較的英語が通じるお店も多いです。
タヒチについて紹介されている映像を見つけたので、興味がある方はぜひこちらもご覧ください。
サンゴを楽しむなら、タヒチ島から飛行機で約50分の場所にあるボラボラ島が有名です。
人口1万人弱の小さな島ですが、美しいラグーンが特徴の島。
島を取り囲む白く見えるサンゴ礁の美しさに目を奪われます!
ここでは、マンタやサメ、ナポレオンフィッシュなどを身近で見ることができるだけでなく、
ジェットスキーやカイトサーフィン、カヌーなど、透明度が高い海で思いっきり楽しめるアクティビティが大充実!
この映像を見たら、行きたくなること間違いなし!
3. 2008年には世界自然遺産にも登録!”天国に一番近い島”ニューカレドニア
ニューカレドニアはオーストラリアの東方、南太平洋にある島です。
日本から(東京・大阪から)は、飛行機で約8時間半。
年間の気温は18度~30度で、12月~6月は雨がよく降ります。
旅行で行くなら、7月~11月ごろが狙い目です。
公用語はフランス語です。
ニューカレドニアの海には、全世界の5%にあたる生態系(約15,000種)が生息していると言われています。
希少動物と言われているジュゴンやウミガメなども見ることができる生態系の宝庫です。
サンゴだけでも300種類が生息しているんだとか。
サンゴ礁が2重に重なっているダブルリーフが見られる場所もあります。
ダブルリーフが見られるエリアでは、他では見られないほどサンゴが大きく成長しています。
11月の満月の夜には、サンゴの産卵も見ることができます。
実際に見てみたい!
2008年には、生態系の宝庫であるニューカレドニアのラグーンが世界自然遺産に登録されました。
その規模は、長さ1,600キロ、面積23,400平方メートルで世界最大規模です。
これだけ自然豊かな場所があれば、フランスがサンゴ礁ランキングにランクインしていることも納得です。
行きたい場所がどんどん増えていきますね。