サンゴ好きなら一度は訪れたい場所 オーストラリア グレート・バリア・リーフ

こんばんは。
浜野なぎさです。

関西在住で、食べることが大好き!休日はアクティブに過ごしています。
現在興味を持っているのは、サンゴとダイビング!
自分自身が知ったこと・感じたことを発信する場として、ブログを書いています。
楽しんで読んでもらえたら嬉しいです。

生態系の宝庫!世界自然遺産にも登録されているグレート・バリア・リーフ

日本でサンゴが多くみられる場所、特に沖縄について紹介してきました。
今回からは、世界のサンゴというテーマで紹介したいと思います。

まずはじめは、サンゴ礁と言えばこの場所と言っても過言ではないのではないでしょうか。
私がサンゴを見るために絶対行きたい場所でもあります。
その場所とは、1981年に世界自然遺産に登録されたオーストラリアのグレート・バリア・リーフです。

(引用)世界自然遺産とは?
1972年のユネスコ総会で採択された「世界遺産条約」により、人類にとって現在だけでなく、次世代にも共有されるべき価値を持つ「世界遺産」が登録されるようになりました。
世界遺産には、大きく分けて「文化遺産」と「自然遺産」があり、自然遺産に登録されるためには「自然美」「地形・地質」「生態系」「生物多様性」いずれかの基準を満たす必要があります。

ちなみに日本世界自然遺産に登録されている場所は、
屋久島(1993年)・白神山地(1993年)・知床(2005年)・小笠原諸島(2011年)
の4か所です。
自然遺産について詳しく知りたい方は、こちらのサイトに掲載されていますのでご覧ください。

世界自然遺産一覧

グレート・バリア・リーフ

そもそもグレート・バリア・リーフって?
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
グレート・バリア・リーフは、オーストラリアの東海岸側に広がる全長2,300㎞、面積35万㎢もあるサンゴ礁地帯のことを指します。
この規模は世界最大であり、オーストラリア大陸の縦幅の2/3、日本の国土面積とほぼ同じです。
日本列島がすっぽり収まる大きさでサンゴ礁が広がっているなんて!スケールが違います。

グレート・バリア・リーフには、400種類以上のサンゴが生息し、1500種以上もの生態系が確認されています。
『ファインディング・ニモ』でおなじみのカクレクマノミはもちろん、クジラやイルカ、ウミガメ、マンタをはじめ、多種多様な生きものが生息しています。
サメも50種類以上が生息しています。ここに生息しているサメは攻撃性はない種類のようなので安心です。
他にも、オオシャコガイやメガネモチノウオという珍しい魚も!
まさに生態系の宝庫と言えますね!
メガネモチノウオはなんだか迫力があるので、遭遇したらちょっと腰が引けてしまうかも…と思ってしまいました笑。

メガネモチノウオ

実際にグレート・バリア・リーフの魅力について書かれた記事も紹介しておきます。
記事を読むと、さらに行きたい気持ちが高まりました。

◆伊佐知美さんnote
https://note.com/tomomisa/n/nf4acd06ba9f5

◆田中裕子さんnote
https://note.com/hirochalle/n/n04453a887f89

◆戸川みゆきさんnote
https://note.com/miyukitogawa/n/nc4b4f819544b

戸川みゆきさんのnote記事にもありましたが、
1995年に比べ、グレート・バリア・リーフのサンゴが半減しているということが問題視されています。
海洋汚染に加え、地球温暖化の影響で海水の温度が上昇し、サンゴの白化が進んでしまっているためです。

少しでも、自然を守るためにできることはないのでしょうか?
実際にグレート・バリア・リーフに行ってできることと、日本に居ながらできることがあります。

【実際に訪問してできること】
ダイビングやシュノーケリングをしながら、テータ提供を行うプログラムがあります。
・「リーフサーチ(REEFSearch)」
サンゴの研究をしている専門家から事前に送られてきた情報に基づき、
実際のダイビングやシュノーケリングで指定のサンゴの状態を確認、報告するプログラム。
・「コーラル・ウォッチ(Coral Watch)」
指定の様式にサンゴの色を記録し、情報を指定サイトにアップするプログラム。
登録した内容は、世界で共有されているデータに反映され、発信されます。
・「アイ・オン・ザ・リーフ(Eye on the Reef)」
専用アプリを事前にダウンロードし、実際に発見したサンゴの状況を報告するプログラム。

【今日から日本に居ながらできること】
グレート・バリア・リーフの保護団体である「シチズン・オブ・ザ・グレートバリアリーフ」基金のメンバーになるという方法があります。
他にも、日常生活で身近にできることとしては、
・エコバッグを利用する
・マイボトルを利用する
・食べ残しをしない
・地球に配慮した生活用品を使う
・太陽光発電を積極的に活用する
など。

1つ1つは小さなことですが積み重ねれば大きな結果になるはず!

私も、グレート・バリア・リーフを訪れる際には、データ提供プログラムにチャレンジしてみようと思っています。
楽しみながら、少しでも自然保護に協力できたら嬉しいですよね。

<参考情報>
シチズン・オブ・ザ・グレートバリアリーフ
グレート・バリア・リーフを守るためにできること

最後に、グレート・バリア・リーフへのアクセスについてです。
日本からは、ケアンズ空港乗り継ぎ、ハミルトン島に行く方法が最短のルートのようです。
ケアンズまでで約7時間、ケアンズからハミルトン島までが約1.5時間。
なかなかの長旅ですが、世界一のサンゴを見るためなら頑張れそうです。

次回は、アートで知るグレート・バリア・リーフ!海中美術館について書きたいと思います。
お楽しみに~!

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