「島々の花輪」人気リゾートモルディブでの珊瑚(サンゴ)を守る取り組み

モルディブの海に浮かぶヴィラと桟橋

こんにちは。
浜野なぎさです。

前回は、海の日に”サンゴ de night”というイベントを開催している高知県柏島(かしわじま)について紹介しました。

キレイな海について調べていたら、すごく旅行に行きたくなってきました。
旅行に行きたいなぁという思いから、ふらりと立ち寄った本屋さんで何気なく眺めていた「いちばん美しい季節に行きたい 世界の絶景365日」という本に載っていた風景の1ページに思わず目が釘付けに!
その場所が、モルディブでした。

海に浮かぶ島モルディブ

海のキレイさが半端ない!海に浮かぶ島とはこの景色のことです!
写真でこれだけ美しい場所は、実際にみたらどんな景色なんだろう?
すごく気になります。

今回は、私が心奪われた場所モルディブについて書いていきたいと思います。

<参考情報>

「いちばん美しい季節に行きたい 世界の絶景365日」

<目次>
1. 日本人にも人気のリゾート地!親日国モルディブ
2. モルディブの美しい海もサンゴの死滅現象の危機を迎えていた!
3. モルディブで体験できるサンゴを守る取り組み

1.  日本人にも人気のリゾート地!親日国モルディブ
「島々の花輪」と言う意味のモルディブ

モルディブとは、「島々の花輪」という意味です。
スリランカの南西の位置、インド洋で東西約130キロメートルにわたって広がる26の環礁と1,200もの島で成り立っている国です。
国土面積は、東京23区の半分程度と言われています。

首飾りのように珊瑚(サンゴ)の島が連なり、“1島1リゾート”の名の通り、観光が主要産業となっています。
青い空、青い海、白い砂浜
文句のつけようがない美しい景色が広がっている島ばかり。
日本からの観光客人数は約4.4万人で世界第9位。
ちなみに、1位は中国、2位はインド、3位はイタリアという順位です。
※2019年度実績

日本からモルディブの首都マーレへの直通便は運航していないため、スリランカやシンガポール、マレーシア経由で15時間前後。
時間がかかった分、到着したときの感動は大きいものになりそうですね。

モルディブは、親日国でもあります。
2004年にモルディブが大きな津波の被害にあった際にも、日本から無償金協力などを実施した実績もあるんだとか。全然知りませんでした。

親日国と聞くと、勝手に親近感が湧きました。

<参考情報>

モルディブ基礎データ

2. モルディブの美しい海もサンゴの死滅現象の危機を迎えていた!
モルディブに生息する美しい珊瑚(サンゴ)礁

美しい自然を有するモルディブ。
しかし、近年温暖化の影響でこの自然を脅かす出来事が起こっています。

温暖化の影響で海面が上昇し、ビーチの浸食が加速しているのです。
直近1年で、約1,200の島のうち、97%でこの浸食が進行しているとも言われています。
数年前の写真では、白い砂浜に元気に育っていたヤシの木。
今では、根がむき出しになったり、ビーチの幅が狭くなったりしている場所も増えているんだとか。

私たちにできることは何かあるのでしょうか?
モルディブのホテルなどでも積極的に実施されていることが、
「使い捨てのプラスティック製品を使用しない・捨てない」という取り組み。

お部屋に置いている水は瓶のボトルに入れたり、
シャンプーなどのアメニティは陶器のボトルに入れて使いまわすなど。
これは、日本に住んでいる私たちの毎日の生活でも実践できそうですね。

使い捨てのプラスティック製品を使用しない・捨てないための取り組み

加えて深刻な問題が、サンゴの白化(はっか)現象です。モルディブには、世界の約5%のサンゴ礁が生息していると言われています。
2016年以降、海面温度の上昇の影響でモルディブの海のサンゴの白化・死滅が急速に進行し、かなりのダメージを受けたことがわかりました。
モルディブ全体で60%のサンゴ礁が白化、さらに90%が白化したエリアもあったと報告されています。
サンゴ礁が白化したからと言って、すぐに死滅する訳ではないが、白化現象が続くとサンゴが死滅する可能性が高くなります。
サンゴ礁が激減するということは、海の生態系が崩れるということなので、私たちにとっても他人事ではありません。

サンゴの白化現象については、過去に記事にしていますので詳細はコチラでご確認ください↓

3. モルディブで体験できるサンゴを守る取り組み
モルディブの美しい海とウミガメ

サンゴを守るため、モルディブでは環境税として、ホテル1泊あたり6ドルを徴収しています。
集まったお金は、サンゴを守る研究や取り組みに活用されているそうです。

他にも、実際にモルディブを訪れてできることがあります。
ホテルによっては、サンゴの植え付け体験ができるところも増えているそう。
その1つが、モルディブで人気のホテル「アナンタラ キハバー ヴィラズ モルディブ」です。
海中レストランやマンタが見られるダイビングスポットが近くにあり、
リラックスして過ごしたい方でもアクティブに楽しみたい方でも楽しめる、モルディブでも人気が高いホテル。

アナンタラ キハバー ヴィラズ モルディブ

このホテルでは、「サンゴの里親制度」を立ち上げ、宿泊されたお客様にサンゴに興味を持っていただく取り組みを実施しています。
「サンゴの里親制度」とは、ホテルが保有する苗床にサンゴを植え付け、定期的にホテルからサンゴの成長度合いの情報共有を行ったり、
再度宿泊の際にサンゴの成長を見守るというもの。
自分で植え付けをすると、なんだかサンゴに愛着がわきそうですよね。

モルディブの自然をつくっている珊瑚(サンゴ)

「アナンタラ キハバー ヴィラズ モルディブ」について、詳しく知りたい方は、
ぜひこちらの記事もご覧ください。

◆トラベルjpでの紹介記事です。
コンパクトに見どころがまとめられているので、宿泊を検討するときにホテルについてチェックするポイントがとても分かりやすいです。

トラベルjpでの紹介記事

◆以前沖縄でのサンゴの植え付けでも紹介した女性経営者 戸川みゆきさんのnoteでも紹介されていました。
実際に宿泊された際の写真もたくさん載っていて、滞在をイメージしやすく読みごたえがあるので、のんびりしつつもアクティブに過ごしたい!という方にオススメです。

戸川みゆきさんのnote記事

◆こちらの記事は、動画を盛り込みながら、ホテルの施設などを詳しく紹介されています。

モルディブではのんびり過ごしたい!という方にオススメです。

モルディブのダイビングで出会えるマンタ

旅行を楽しみながらも、美しい自然を守るための行動もできたら最高ですね。

モルディブについて調べていて、更に行ってみたい気持ちが高まってきました。
サンゴの植え付けもやってみたい!
モルディブは、ハネムーンで訪れる方も多いんだとか。
すごく思い出深い旅行になること、間違いなしですね!
私にはまだまだ道のりが遠そうですが、そのときに備えて情報収集しておきたいと思います 笑。

ハネムーンでも人気のリゾート地モルディブの白い砂浜と青い海が広がるビーチ

Twitterでも情報発信していますので、ぜひこちらもご覧ください!

珊瑚(サンゴ)大好き💙なぎさ

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